こんにちは。
名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科、院長の竜です。
歯を失ったとき、代表的な治療法として「インプラント」と「入れ歯」があります。
どちらも特徴やメリット・デメリットが異なるため、「どちらが絶対に良い」という答えはありません。
本記事では、治療法の基本情報から費用、手入れ方法、治療期間、向き不向きまで詳しく解説します。
目次
インプラントと入れ歯の違いとは?
インプラントとは?
インプラントは顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する治療法です。
人工歯根が骨と結合することで、天然歯に近い咬む力を回復できます。
手術が必要なため、治療期間は数か月から半年以上かかることがあります。また、材料費や手術費用がかかるため、自費診療となります。
入れ歯とは?
入れ歯は、失った歯の部分に装着する取り外し可能な人工歯です。
外科手術は不要で、保険診療でも作成できるため、費用を抑えることができます。
型取りをして数回の通院で完成するため、治療期間も比較的短くすみます。
インプラントと入れ歯の違い
耐久性と噛む力の違い
耐久性や咬む力も、インプラントと入れ歯では大きく異なります。
インプラントは適切なケアを行えば10年以上、場合によっては40年使用できることもあります。
噛む力も天然歯に近く、硬いものも安心して噛めます。
一方、入れ歯は数年ごとに調整や作り直しが必要で、硬いものを噛むと痛みやずれが生じやすいことがあります。
見た目の違い
見た目の自然さも大きな違いです。インプラントはセラミックやジルコニアで作られた人工歯を使用するため、笑ったときや会話中でもほとんど人工歯とわかりません。
入れ歯は金属のバネが見える場合があり、見た目を気にする方には不向きなこともあります。
手入れ方法の違い
インプラントは天然歯と同じように歯磨きを行い、定期的に歯科でチェックします。
入れ歯は毎回取り外して専用ブラシや洗浄剤で洗浄する必要があります。
健康への影響の違い
インプラントは顎の骨に力が伝わるため、骨の維持につながります。
また、隣の歯に負担をかけずに機能することができます。入れ歯は骨や残っている歯に負担がかかりやすく、長期的には顎の痩せが進むことがあります。
インプラントの特徴とメリット・デメリット
インプラントは人工歯根がある唯一の治療法で、天然歯に近い咬合力を取り戻すことができます。
また独立した歯として存在するため、隣の健康な歯を削る必要もありません。さらに、セラミックやジルコニアを使用することで、見た目も非常に自然です。
メリット
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天然歯と同等の力で噛めるため、硬い食べ物も安心して食べられる
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見た目が自然で、笑ったときに人工歯とわかりにくい
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噛む力が骨に伝わるため、顎の骨を維持できる
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隣の歯に負担をかけず、口腔全体の健康を保ちやすい
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適切なケアを行えば、10年以上、場合によっては40年使用可能
デメリット
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自費診療のため費用が高額になりやすい
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外科手術が必要(全身疾患がある場合は制限あり)
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治療期間が長く、骨と結合するまで数か月かかる
入れ歯の特徴とメリット・デメリット
入れ歯は外科手術を必要とせず、保険内でも作成できるため費用を抑えられる治療法です。
型取りから完成まで数回の通院で済むため、短期間で噛む機能を回復できます。部分入れ歯は一部の歯を補い、総入れ歯はすべての歯を失った場合に使用されます。
メリット
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保険内で作れば数千円~数万円で対応可能
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手術不要で高齢者や持病のある方でも安心
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型取りから完成まで短期間で治療できる
デメリット
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天然歯やインプラントに比べ、硬いものを噛む力は弱い
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金属バネが見える場合があり、審美性は劣る
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長期使用で顎の骨が痩せやすく、残存歯に負担がかかる
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初期は装着感に違和感があり、喋りにくさや痛みを感じることがある
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数年ごとに作り直しや調整が必要
どちらが自分に合っている?
歯を失った場合、治療法を選ぶ際にはライフスタイルや健康状態、求める機能によって向き不向きがあります。
インプラントと入れ歯、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。
インプラントが向いている人
インプラントは、顎の骨に人工歯根を固定することで、天然歯に近い咬む力を回復できる治療です。
そのため、硬いものでもしっかり噛みたい方や、見た目の自然さを重視する方、長期的に使える治療を希望する方に向いています。
ただし、手術が必要なため、健康状態が良好で外科処置に問題がないことが条件です。
また、隣の歯を削る必要がなく、顎の骨の維持にもつながるため、将来的な口腔全体の健康を考える方にも適しています。
入れ歯が向いている人
入れ歯は、外科手術を伴わず短期間で歯を補える治療法です。そのため、費用を抑えたい方や、手術に不安がある、あるいは健康上外科手術が難しい方に向いています。
また、すぐに噛む機能を回復したい方や、高齢で体への負担を少なくしたい方にもおすすめです。型取りから完成まで数回の通院で済むため、忙しい方にも適しています。
インプラント治療が難しいケース
インプラントは誰でも受けられるわけではありません。
重度の心疾患や糖尿病、骨粗しょう症などで手術リスクが高い場合や、顎骨が極端に痩せている場合、進行した歯周病がある場合は、治療が難しいことがあります。
骨造成などで対応できる場合もありますが、まずは歯科医師による精密な診断が必要です。
まとめ
費用や治療期間を優先する場合は入れ歯、機能性や見た目、長期使用を重視する場合はインプラントが向いています。
どちらにもメリットとデメリットがあるため、自分のライフスタイルや健康状態、予算に合った治療法を選ぶことが最も重要です。
歯を失ったままにしておくと噛む力が低下し、全身の健康にも悪影響を与えるため、まずは歯科医師に相談して適切な判断をすることをおすすめします。
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