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入れ歯とインプラント、どちらを選ぶべき?メリット・デメリットと判断ポイント

  • インプラント

こんにちは!

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。

 

「入れ歯」と「インプラント」、どちらを選ぶべきか悩む方も少なくありません。

それぞれに特徴があり、理解を深めたうえで後悔のない選択をすることが大切です。

 

本記事では、その違いやメリット・デメリット、選ぶ際の判断基準、そしてよくある疑問にもお答えします。

 

 

入れ歯とインプラントの根本的な違い

まずは、それぞれの治療方法の概要から。

◯ 入れ歯(義歯)とは

 

歯を失った部分に、人工の歯と歯ぐきで作られた装置をはめて、見た目や噛む機能を補う治療です。

自分の歯に金属のバネをかけて固定する「部分入れ歯」と、すべての歯を失った場合に装着する「総入れ歯」に分かれます。

 

  • 【治療方法】型取り → 試適 → 装着

  • 【費用】保険適用の範囲で5,000円〜2万円前後(自費は数万円〜十数万円)

  • 【特徴】取り外し式で、手術は不要

 

◯ インプラントとは

 

失った歯の根っこの代わりに、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に被せ物(人工の歯)を装着する治療です。

 

  • 【治療方法】手術(1次・2次)→ 定着期間 → 被せ物装着

  • 【費用】1本あたり30万〜50万円が一般的(保険適用外)

  • 【特徴】固定式で、天然の歯に近い見た目と機能性を持つ

 

入れ歯とインプラントの違いを簡単に整理

 

入れ歯のメリット・デメリット

入れ歯のメリット

保険適用で安価に治療できる

入れ歯は保険診療の対象となるため、他の補綴治療と比べて費用が抑えられるのが最大の利点です。

 

失った歯の機能を最低限ながらも安価に、比較的早く取り戻せることから、まずは費用面を優先したい方に選ばれる傾向があります。

 

治療期間が短く、早期に使用できる

通常は数回の通院で型取りから完成までが完了し、治療期間も1~2ヶ月以内におさまるケースが多くあります。

 

今すぐにでも歯が必要という方にとって、スピード感のある選択肢です。

 

身体への負担が少ない

外科的処置が不要なため、高齢者や持病を持つ方でも治療を受けやすい点が魅力です。

 

麻酔や切開を伴う治療に不安がある方にとっては、安心して選べる選択肢となります。

 

入れ歯のデメリット

噛む力が弱く、食事に制限が出る

天然の歯と比べて噛む力が弱いため、硬いものや弾力のある食べ物が噛みにくくなることがあります。

外食時や会食の場で不便さを感じる方も少なくありません。

 

見た目に違和感が出やすい

保険で製作される入れ歯は、プラスチック素材を使用するため、自然な歯の質感とは異なります。

 

特に前歯に使用する場合、見た目の不自然さが気になるという声もあります。

 

動きや外れが気になることも

会話中や食事中に入れ歯が動いたり、外れそうになるという違和感を覚えるケースもあります。

 

これが精神的なストレスとなり、人前で話すことに抵抗を感じる方もいます。

 

定期的な調整や作り直しが必要

加齢や体重変化により歯ぐきの形が変わると、入れ歯が合わなくなります。

 

そのため、定期的な調整や、数年おきに作り直す必要があります。

 

インプラントのメリット・デメリット

インプラントのメリット

天然歯のような噛み心地を再現

インプラントは顎の骨に直接固定されるため、しっかりとした噛み応えが得られます。

 

硬い食材や粘り気のある料理も問題なく楽しむことができ、食事の自由度が非常に高いです。

 

審美性が高く、見た目が自然

歯ぐきとの境目や歯の形・色調まで精密に調整できるため、周囲の歯と見分けがつかないほど自然な見た目になります。

 

とくに前歯に使用する場合、その仕上がりの美しさは入れ歯とは大きく異なります。

 

隣接する歯に負担をかけない

インプラントは単独で埋め込む構造なので、ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要がありません。

 

長期的に見ても、口腔内全体の健康を守る選択肢となります。

 

顎の骨の吸収を防ぎ、顔貌を維持

インプラントは顎骨にしっかりと力を伝えるため、骨が痩せるのを防ぐ効果があります。

 

これにより、口元のハリや輪郭の維持にもつながり、加齢による見た目の変化を緩やかにできます。

 

インプラントのデメリット

治療費が高額になりやすい

インプラントは保険適用外の自費診療となり、1本あたり30万~50万円以上かかることもあります。

 

複数本の治療が必要な場合、全体で数百万円に達するケースもあり、経済的な検討が欠かせません。

 

治療期間が長くかかる

インプラント体が骨としっかり結合するまでに時間を要し、治療完了までに3~6ヶ月以上かかるのが一般的です。

 

短期間で歯を取り戻したい方にとっては不向きな治療法といえます。

 

外科手術に伴うリスクがある

局所麻酔下での手術が必要であり、術後に痛み・腫れ・出血などの症状が出ることがあります。

 

また、ごく稀にですが、感染や神経への損傷といった合併症のリスクもあります。

 

健康状態によっては適応できない場合がある

糖尿病が進行している方、喫煙者、骨粗鬆症のある方などは、インプラントが定着しにくく、適応外となる可能性があります。

 

事前の精密検査と、医師による慎重な判断が必要です。

 

どちらを選ぶべきか?判断のポイント

 

治療法の選択に正解はありません。

 

大切なのは、ご自身のライフスタイル・健康状態・価値観に合った方法を選ぶことです。

以下の観点から比較すると、より明確に整理しやすくなります。

 

費用を抑えたい方には「入れ歯」

保険適用で経済的な負担が少ない

入れ歯は健康保険が適用されるため、自己負担額が比較的少なく済みます。

 

「なるべく安く歯を補いたい」「一時的に対応したい」と考えている方に適した治療法です。

 

初期費用を抑えた短期的な解決策にも

特に高齢者の方や、予算に限りがある方にとって、入れ歯は現実的かつ柔軟な選択肢です。

 

将来的にインプラントへの移行を視野に入れながら、まずは入れ歯で様子を見るという方もいます。

 

見た目や噛み心地を重視するなら「インプラント」

天然歯のような見た目と噛み心地

インプラントは見た目が非常に自然で、他人に気づかれにくく、しっかりと噛むこともできます。

 

外食や会話の場でもストレスが少なく、快適に過ごせるのが最大の魅力です。

 

審美性・機能性を求める方に最適

「人前に出る機会が多い」「食事を思いきり楽しみたい」といったニーズがある方にとって、インプラントは満足度の高い選択となります。

 

手術に不安があるなら「入れ歯」

身体への負担が少なく、高齢者にもやさしい

入れ歯は手術を伴わないため、高齢者や持病を持っている方でも安心して治療を受けられます。

 

麻酔や術後のリスクが気になる方にとっては、選びやすい方法です。

 

健康状態に左右されにくい治療法

糖尿病や骨粗鬆症など、インプラントが適応しにくい症例でも、入れ歯であれば対応できる可能性が高いです。

 

長期的な快適さを求めるなら「インプラント」

安定性が高く、再治療の必要が少ない

インプラントは適切なケアを行えば10年以上、場合によっては20年以上も使用できることがあります。

 

頻繁に作り直す必要がなく、長く快適な状態を維持できます。

 

将来の生活の質を見据えた選択

初期費用や治療期間はかかりますが、それに見合うだけの機能性・快適性を得られます。

 

「長い目で見て納得できる治療を受けたい」という方にとっては、最良の選択肢と言えるでしょう。

 

 

よくある質問(Q&A)

Q1. インプラントは何年くらいもちますか?

正しいお手入れと定期的なメンテナンスを行えば、10年~20年以上使用できるといわれています。

 

実際には20年以上問題なく使われている方も多く、長期的に安定した咬み心地を得られる治療法です。

 

Q2. 入れ歯は寝るとき外した方がいいですか?

原則として、寝る前には入れ歯を外すことが望ましいです。歯ぐきや粘膜への負担を減らし、口腔内を清潔に保つことで細菌の繁殖を防げます。

 

日中に装着している時間が長い分、夜は休ませることで健康な口腔環境を維持できます。

 

Q3. インプラントに年齢制限はありますか?

年齢よりも重要なのは、全身の健康状態と顎の骨の状態です。

 

高齢でも適応できる方は多く、逆に若くても骨の量や質、持病の有無によっては治療が難しい場合もあります。

 

治療の可否は年齢だけで判断せず、事前の検査と医師による診断が大切です。

 

Q4. インプラントは痛いですか?

手術中は局所麻酔を使用するため、ほとんど痛みを感じません。

 

手術後は多少の腫れや痛みが出ることがありますが、痛み止めでコントロール可能です。

 

入れ歯の調整に比べると術後のケアが必要ですが、多くの方は日常生活に支障なく過ごせます。

 

Q5. 入れ歯はすぐに慣れますか?

個人差がありますが、初めて装着したときは違和感を感じる方が多いです。

 

会話や食事に慣れるまで数日~数週間かかることがあります。

定期的な調整を行うことで、快適に使用できるようになります。

 

Q6. インプラントは誰でも受けられますか?

全ての方に適応できるわけではありません。

 

糖尿病や骨粗鬆症、重度の喫煙習慣がある方などは、インプラントが定着しにくく治療が難しい場合があります。

 

事前の検査で適応可否を判断します。

 

Q7. 入れ歯はどのくらい持ちますか?

使用状況や手入れの仕方によりますが、保険の入れ歯であれば3~5年程度、素材や精度の高い自費の入れ歯であれば5~10年程度使用可能です。

 

ただし、歯ぐきや骨の変化に応じて定期的な調整や作り直しが必要です。

 

まとめ|何を大切にしたいかで選ぶことが重要

治療法を選ぶときは、「自分が何を最優先にしたいか」で考えることが大切です。

費用を抑えたい、短期間で歯を補いたいという方には入れ歯が適しています。

 

一方で、見た目や噛み心地の自然さ、長期的な快適さを重視する方にはインプラントがおすすめです。

また、手術に不安がある方や健康状態に制限がある場合は入れ歯が安心です。

 

要するに、費用や期間、見た目、噛み心地、手術の可否、将来性など、自分のライフスタイルや優先順位に合わせて選ぶことが、後悔しない治療のポイントです。

 

まずは無料相談から

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科では、インプラントの無料相談を実施中!

CT撮影・レントゲン撮影・治療計画・歯の状態チェックまで、すべて無料で受けていただけます。

 

「インプラントに興味はあるけど、自分に合うかわからない…」

「治療費や期間について詳しく知りたい…」

そんな方は、ぜひ一度、当院の無料相談をご利用ください!

 

まずは無料相談から、健康で快適な噛み心地を取り戻す第一歩を踏み出しましょう!

 

 

クリニック情報

理事長・院長:竜 康弘
医院名:名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科
本院:あまファースト歯科
 
常勤医師:8名
歯科衛生士:21名
国際口腔インプラント学会認定医:2名
日本歯科麻酔学会認定医:1名
日本矯正歯科学会認定医:3名
 
住所:愛知県名古屋市中村区椿町15番10号 名駅三交ビル2階
診療時間:10:00~19:30(最終受付19:00)
休診日:日曜日、祝日