名古屋市の歯医者 名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科の医院ブログ

セカンドオピニオン・無料相談も対応

  • 052-414-6107

  • WEB予約
  • LINE予約

ブログ

Blog

インプラント手術が終わっても通院が必要な理由とは?

  • インプラント

こんにちは!

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科 院長の竜です。

術後こそ、インプラント成功のカギです 

「インプラント手術が無事に終わったら、もう通わなくていいですか?」

患者様からこういったご質問をいただくことがあります。

 

結論からお伝えすると、手術後の通院こそが、インプラントを長く快適に使うために欠かせない重要なステップです。

 

実際、手術が終わってからが“本当の治療の始まり”ともいえるほど、術後のケアや確認が重要です。

 

ここでは、術後にどのような通院が必要で、なぜそれが大切なのかを、3つの理由に分けて解説します。

 

理由① 初期のトラブルを見逃さず、早めに対処できるから

手術直後の1週間は、トラブルの起きやすい時期です

 

手術直後の1週間ほどは、歯ぐきの傷口の治癒や、術後の腫れ・出血などのリスクが高い期間です。

この時期に歯科医院で行うのは、主に消毒や傷のチェック

 

必要に応じて痛み止めや抗生物質の調整食事や歯みがきの注意点などの確認も行います。

 

初期対応で、インプラントを守ることができる

 

仮に感染などが起きてしまっても、早期に治療できれば、インプラント本体への影響は最小限に抑えられます。

 

逆に放置してしまうと、インプラントと骨の結合がうまくいかず、最悪の場合は再手術が必要になることも。

 

だからこそ、「痛みがないから大丈夫」とは考えず、術後しばらくは必ず定期的に通院することが大切です。

 

理由② インプラントが骨としっかり結合しているかを見極めるため

骨との結合は、時間をかけてゆっくり進む

 

インプラント治療の成功とは、「インプラントが骨としっかり結合していること」です。

 

この結合は手術直後に完成するものではなく、2〜3か月程度の治癒期間をかけて徐々に進行していきます。

 

その間に、レントゲンやCT検査を行い、骨との状態を丁寧に確認します。

 

歯ぐきの形を整える工程も大切です

 

治癒期間中には、歯ぐきの形を整えるために、ヒーリングアバットメント(歯ぐきに丸みをつくる装置)を取り付けたり、仮歯を使って調整したりすることもあります。

 

こうした工程を経て、自然で美しく、機能的なかぶせ物を装着する準備が整います。

 

これらを飛ばしてしまうと、かぶせ物を入れてから噛みにくさや不具合が出てしまうこともあるため注意が必要です。

 

結合の状態は見た目ではわかりません

 

インプラントと骨の結合状態は、外から見てもわかりません。そのため、歯科医師の判断や検査が不可欠です。

 

「順調に見えるから大丈夫」と思わず、適切なタイミングで診察を受けることが、トラブルの予防になります。

 

理由③ 長持ちさせるためには、定期的なチェックとケアが欠かせないから

インプラント周囲炎を防ぐには、継続的なメンテナンスが必須

 

インプラントは人工の歯でも、支えているのは生きた骨と歯ぐきです。

 

この部分が炎症を起こすと、「インプラント周囲炎」という病気になり、骨が溶けてインプラントが抜けるリスクも出てきます。

 

天然の歯の「歯周病」に似た病気ですが、進行が早く、自覚症状が出にくいのが特徴です。

 

そのため、歯科医院での定期的なチェックとプロによる清掃がとても重要になります。

 

咬み合わせのズレもトラブルの原因に

 

インプラントは強い力がかかる部分でもあるため、ほんのわずかな咬み合わせのズレが大きな負担になってしまうことがあります。

 

このズレによって、

  • 金属が緩む

  • かぶせ物が割れる

  • 周囲の骨に負担がかかる

といったトラブルが生じることも。

 

ですが、定期検診のたびに咬み合わせを調整しておけば、これらは未然に防げます。

 

よくあるご質問

Q1. 手術後は何回くらい通院が必要ですか?

A1. 一般的には、手術直後・1週間後・1〜2か月後・上部構造の装着時など、5〜6回程度が目安です。ただし症例や治癒の進み具合によって変わるため、最適な通院スケジュールは診察の上でご提案いたします。

 

Q2. 痛みがなくても通院する必要がありますか?

A2. はい。痛みがない=問題がない、ではありません。 インプラントは神経がないため、トラブルが進行していても気づきにくいことがあります。定期的なチェックが予防のカギです。

 

Q3. 通院の頻度はどれくらいですか?

A3. 手術後しばらくは1〜2週間に1回程度、その後は月1回程度の通院が多いです。上部構造装着後は、半年〜年に1回のメンテナンスで維持できます。

 

Q4. 通院しないとどうなりますか?

A4. 骨との結合不良やインプラント周囲炎(歯ぐきの炎症)が起こっても、気づかずに放置してしまい、インプラントが脱落するリスクが高まります。

 

Q5. 忙しくて何度も通えないのですが…

A5. 治療期間や生活スタイルに合わせて、できるだけ少ない通院回数で完結するように調整可能です。 オンライン相談や短時間のチェックも活用できます。

 

Q6. インプラントは何年くらいもつのですか?

A6. 適切な通院とメンテナンスを継続すれば、10年・20年以上快適に使い続けられるケースが多いです。逆に、通院を怠ると数年でトラブルになることもあります。

 

Q7. 通院でどんなことをされるのですか?

A7. 傷口の確認・感染予防・レントゲン撮影・歯ぐきや咬み合わせのチェック・クリーニングなどを行います。短時間で終わる内容が多く、身体の負担は軽いです。

 

Q8. メンテナンス費用はどのくらいかかりますか?

A8. 当院では、基本的な検査とクリーニングで5,000円前後(税込)が目安です。必要な処置や保険適用の範囲によって変動があります。

 

Q9. 通院しない人って実際いるんですか?

A9. 残念ながら、手術後に安心してしまって通院をやめる方もいらっしゃいます。その結果、数年後に不具合が起きて再治療が必要になるケースが少なくありません。

 

Q10. メンテナンスに通えば、ずっと安心ですか?

A10. 定期的なチェックとご自身のケアがそろってこそ、インプラントを健康に維持できます。私たちも、“一生付き合える歯”として守り続けるサポートを行っています。

 

まとめ

インプラント治療は“手術で終わり”ではありません

インプラント治療において最も重要なのは、「治療を終えた後、どのように付き合っていくか」です。

 

・手術後の傷の治りを見守る

・インプラントが骨としっかり結合しているかを確認する

・咬み合わせや歯ぐきの状態を維持し、周囲炎を予防する

 

こうした継続的なケアがあってこそ、インプラントは10年、20年と使い続けることができます。

 

「せっかく手術したのに、数年で外れてしまった…」

そんな残念な結果を避けるためにも、ぜひ通院の大切さを知っていただきたいと思います。

 

まずは無料相談から

名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科では、インプラントの無料相談を実施中!

CT撮影・レントゲン撮影・治療計画・歯の状態チェックまで、すべて無料で受けていただけます。

 

「インプラントに興味はあるけど、自分に合うかわからない…」

「治療費や期間について詳しく知りたい…」

そんな方は、ぜひ一度、当院の無料相談をご利用ください!

まずは無料相談から、健康で快適な噛み心地を取り戻す第一歩を踏み出しましょう!

 

 

クリニック情報

理事長・院長:竜 康弘
医院名:名古屋駅前ファースト歯科・矯正歯科
本院:あまファースト歯科
 
常勤医師:8名
歯科衛生士:21名
国際口腔インプラント学会認定医:2名
日本歯科麻酔学会認定医:1名
日本矯正歯科学会認定医:3名
 
住所:愛知県名古屋市中村区椿町15番10号 名駅三交ビル2階
診療時間:10:00~19:30(最終受付19:00)
休診日:日曜日、祝日